倭羊の回し蹴り

主に読書ノートなど。

『中国はいかにチベットを侵略したか』マイケル・ダナム著、山際素男訳

これでもあなたは中国称賛しますか?
中国にあまい夢を見ている愚かな日本人に、ぜひ読んでほしい。あなたの愛する人があなたの目の前で殺されていく危機から目をそむけないでほしい。


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1.おすすめ度 ★★★★★満点

2.本書を読んだ目的

現在、日本を含め世界中に工作員を浸透させ、世界を侵略しようとしている中国共産党が、過去どのようにしてチベットを侵略したのか、またチベット人はどのように中共と戦ったのかを知ることで、迫りくる中共の脅威から日本はどうすれば生き残れるのかを探ろうと思った。

 

3.本の構成

著者マイケル・ダナム著、国際素男訳

出版日2006年3月15日 第1刷発行
    2006年5月11日 第2刷発行

目次
第1章 豹の子
第2章 ラウラ、瞋りの弩弓
第3章 むりやりな併合
第4章 裏切り
第5章 大虐殺と菩提樹
第6章 ゴンポ・タシとCIA
第7章 空から来たチベット人
第8章 毒を食らうもの
第9章 新たな希望と新たな暴虐
第10章 最後の抵抗

概要
1949年毛沢東中華人民共和国の建国を宣言し、翌年、中共軍がチベットに侵攻以後から1974年までの、残虐なチベット破壊行為と、それに必死に抵抗した勇気あるチベット人と、彼らが命をかけて守りぬいたダライ・ラマ法王14世がインドへ亡命するまでの心情・苦悩の記録。
法王がインドや国際社会にチベットが侵略されていく惨状を必死に訴えるも、国際社会は最終的にこれを見捨てていく過程が米国人作家(写真家)マイケル・ダナム氏によって綴られている。

 

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4.感想

一言で、壮絶な内容だった。

中国共産党が牛耳る中国は、1972年の建国前からとんでもない殺戮を近隣諸国へ繰り返しており、その残忍さは本質においてなにひとつ変わっていないのに、経済大国・軍事大国へと成長してしまった。

世界は、この悪魔と手を組むことで経済的利益を得たが、パンドラの箱を野に放ってしまったことをまもなく後悔するだろう。


  1. チベット人ではない著者のもつ視点がおもしろい
    著者マイケル・ダナムはチベット人ではない。米国人である彼は、ダライ・ラマパンチェン・ラマ等の高僧にたいして忌憚のない表現をしている。おもしろかった。

  2. チベット社会や文化の紹介
    本の序盤には、侵略前、チベット社会に営々と流れてきた美しい時間を、その町並みを描写しながら人々の生活文化に触れている。近代化とは程遠い隔絶された中で人々が仏教と僧侶をなによりも大切にし、ダライ・ラマという生き仏を大切に守り生きてきた空間が感じられて感動する。

  3. 中共軍による侵略の残酷さ
    1950年10月、中共軍がとうとう東チベット(カム)に侵攻した。数か月前から越境で軍の体制を整えた後、それは決行された。その前年、毛沢東中華人民共和国の成立を宣言したばかりで、長く続いた内戦もあり、国際社会は中国がまさかチベットに侵攻するとは思っていなかった。
    中国をあなどってはいけない。中華民族以外は夷狄であり、中華がこれを平定してこそ世界平和が達成されるという中華思想は、毛沢東を間断なく突き動かしていた。

    カムにおける中共の暴虐はすさまじかった。
    僧院はことごとく破壊され、6000近くあった僧院は、1960年には370にまで激減した。世界の宝と言われる貴重で膨大な仏典・絵画なども破壊され燃やされた。

    一般人も粛清の嵐にあった。罪人のレッテルをはられたチベット人の妻や娘は、公衆の面前で素っ裸にされ、夫の目の前で強姦された。夫たちは人々の前で妻と性交するよう強制され、その後たいてい処刑された。

    僧侶もこの暴力から逃れることはできなかった。毛布でぐるぐる巻きにされ灯油をかけらえて焼き殺されていった。公開去勢や、バーベキュー用棒杭にくくりつけて焼く。尼僧を素っ裸にしてむりやり性交させた。とくに人気があったのは、・・・中共兵士たちによる集団レイプであった。

    こういう地獄絵図がチベットの至るところで中共軍によって繰り返された。
    読んでいて胸がえぐられるほどつらく切なかった。

    中共はこのチベット侵攻で、約600万人のチベット人の内、100万から150万人を虐殺したと言われている。

  4. 鎖国がつづいたチベットの不幸-国防意識の欠如
    侵略した中共は一番悪い。しかし、世界史を振り返るとそれは侵略の歴史である。魑魅魍魎とした弱肉強食の中、近代化して国防を高める強い意志と行動がなければ侵略されることは時間の問題だったことが当時のチベットの政治家には見えていなかった。チベットは長い間、鎖国をして世界に門戸を閉ざし、世界地図さえ見たこともない人々がたくさんいた。そのレベルだった。

    かつて日本も、世界航海産業革命により巨大な軍事力・経済力をもった欧米文明に植民地にされまいと必死に戦った。西洋に追いつこうと血みどろの明治維新を乗り越え、挙国一致で近代化に成功した過去がある。近代化の過程に反省点はあるが、官民そろった必死な戦いがなければ今ごろ日本はなかったであろう。

    1950年の中共による侵攻直後、ラサの閣僚たちは行事に浮かれていて、チベット人が殺されているにも関わらずそれを世界に向けて発信しようとはしなかった。

    その理由は、
    ①国内が混乱することを恐れたということ、
    ➁中央チベットに害がなければ、東チベットの同胞がどうなろうと構わないという心理が働いたこと、
    ③政府閣僚の臆病さがあったこと、

    が挙げられている。

    チベットは長い間、部族間同士の紛争(殺し合い)が昔から頻発していて強力な中央集権国家を築くことができないでいた。皮肉だが、この中共軍の侵略によって東と中央がはじめて心を一つにして戦うことになった。

    1912年、聡明なダライ・ラマ13世は、軍事費を増やしたり、イギリスに留学生を送る等をして近代化を強く進めたが、増税に反対する寺社勢力の抵抗にあって近代化を断念している。一つにまとまることができないチベットを見て、チベットは内なる敵と外なる敵の両方に攻撃されるだろう」と予言した。40年後、まさにその通りになった。チベットの人々がもっと国防の意識を強くもっていたら。そう思うと悔やまれてならない。

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  5. 中国の微笑外交とチベット内部の媚中派
    中国がいくら侵略上手だとしても、チベットが挙国一致して侵略に抗する体制が出来上がっていれば国を守ることができただろう。過去においてもチベットは、侵略してくる清国やイギリスに一歩も怯まなかった。しかし、今の日本と同じで、中共におもねり、もしくは現実を見ようとしない政治家、官僚、僧侶たちが当時たくさんチベットにいたことは悲劇であった。

    最初の侵入時、共産党チベット人が愛して止まない最高級の中国茶をまず僧侶に大量に贈呈して手なづけ、貧しい人たちにもたくさんの食料や衣服、ドル銀貨等をふんだんにふるまった。酒を飲まず、手荒なふるまいなど一切なく、汚い言葉も使わなかった。「私たちは生活向上のために来たので、2年もしたら中国へ帰るんですから」彼らはこう言ってチベット人を安心させた。

    彼らは常にフレンドリーで微笑をたたえ、村人のご機嫌取りに終始した。地域住民全員に無料の医療サービスを行ったことは、とくに歓迎を受けた(チベットでは独特な婚姻習慣もあり性病が蔓延していた)。

    チベットは国民党によって「赤は反宗教的だ」という宣伝が浸透していたが、毛沢東はこれも見抜いており、まず辺境地域の僧院という僧院に膨大な数の贈り物をして警戒心を解いていった。すぐに人々は共産党に警戒をしなくなった。

    加えて、チベット人の中には共産党と組んでもっと販路を拡大して儲けたいという商人も現れた。僧侶たちの中には僧院と仏教について共産党が口を出しさえしなければ、彼らと共存できると信じたりする者もいた。驚愕するのは、ラサの三大僧院長たちでさえ、毛主席のおかげで享受することになる様々な恩恵を想像して高揚していたのだ。愚かなことだ。

    カム省長のアボ・ジグメ等は典型的な売国政治家だった。随所でダライ・ラマ14世を無視して中共と公的文書を交わし、中共によるチベット破壊を強力に推し進めた役人であるが、このようにある人は恐怖にかられ、ある人は札束になびき、ある人は現実を見たくなくて、目の前に吹き起っている嵐をどうすることもできなかった。
    あのダライ・ラマ(当時19才)でさえ、1954年北京に招かれた時、毛沢東の甘言を信じ込み、なんとか中共と共存できるのではと夢みたりしている記述があり、愕然とした。

    百戦錬磨の毛沢東にとってはチベットなど風に舞う小鳥のようであっただろう。冷酷な殺戮者は実に多くのことを緻密に計算しながら、ダライ・ラマをはじめすべてのチベット人を攻略していった。

  6. 米国のチベット支援(CIA)
    おもしろかったのは、1956年頃からCIAが想像以上に強くチベット抵抗勢力を加勢したということだった。
    迫りくる共産主義勢力の脅威を感じていた米国だが、表立って中国と武力衝突はせずに、CIAを通じて支援をつづけた。チベット国内に食料物質を送るのはもちろんだが、6人の精鋭チベット人を選出して、沖縄・グアム・サイパン等で訓練を受けさせ、近代兵器の使い方、パラシュートの使い方などを教えた。勤勉で素直、そして強靭な身体能力をもつチベット人に感嘆したという。

  7. インド、イギリス、ネパール、米国。そして世界に見捨てられたチベット
    周辺国で、チベットを一番苦しめたのは、インドのネール首相のお花畑思考である。彼は、大戦後のアジア被植民地諸国の大同団結に中国は欠かせない存在と考え、いつまでも中国にあまい夢を見ていた。ダライ・ラマがどれほどチベットの窮状を訴えてもネールは聞く耳をもたず、最後までチベットのために助力をすることはなかった。

    インドの宗主国であったイギリスは、インド撤退後も自国の影響力を残し、中国市場を狙いたいという思いから、なんと国連にも働きかけ小国チベットのSOSを無視した。

    次に、ネパールであるが、1972年、親中派のビレンドラ国王の代になると、国内から亡命チベット人を武力で一掃しはじめる。ネパール国援助の20%は中国が占めており、ネパールはすでに中国の飼い犬となっていた。ダライ・ラマ法王を最後まで守ってきたチベット抵抗勢力もネパール軍の狡猾な戦略にはまり、粉砕されていく。

    なによりチベット人を落胆させたのは、最後までチベットを反共産主義の砦として支援してくれていた米国が手を引いた時だった。1969年、ニクソン大統領が誕生すると、彼とキッシンジャーは広大な中国市場ほしさに中国との国交樹立を電撃的に発表し、チベット支援を打ち切ることを決定した。毛沢東がはっきりと文書で支援の打ち切りを要求したのだ。

    国連は、それまでチベット問題に関して対中非難決議が採択されてきたが(p240)、米国が中国と条約を結んだことで、これも年月が過ぎるとともに静かになっていった。世界機関といえど、国連もしょせんは大国の論理だけで動くだけのものであり、平和メーカーではないことを思い知らされる。

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    チベット国旗

5.最後に

侵略とは、内と外からの要因が相互に絶妙に働いて完結していくのだということをしみじみと考えさせられた。善悪は別として、被侵略側にも落ち度があって(長い鎖国売国奴の暗躍、国防の脆弱等)、侵略は完結していくということ。当然のことだ。

現在、我が日本もまさに侵略される前のチベット同じ状況にある。

日々尖閣の海域を侵犯し覇権主義を拡張してくる中国にたいして何も言えない日本の総理大臣と閣僚。世界が中国市場から撤退しはじめているのに、いまだに中国市場に夢をみている日本の経済界。世界標準装備のスパイ防止法さえない無防備状態、帰化人を含め、恐ろしい勢いで増えつづける在日と不法滞在の中国人と朝鮮人

この国の終末は近いかもしれないと絶望を感じている。

そして、仏教の無力さについてである。
こんなことを言うと、不愉快に思う方がいらっしゃるかもしれないが、わたしはダライ・ラマ14世が、仏教の教えに基づいて、いかに中国人であっても憎んではならない(p234) と説教した点に納得がいかなかった。自分の愛する人を強姦され惨殺されて、なお敵を憎んではならないとする教えは人権違反であり、裏切りであるようにしか思えない。

1956年においてもダライ・ラマ中共に甘い期待をもち、「わたしは暴力をどうしても是認できず、暴力によって我々が幸せになるとは信じられない」(p131) と考え、法王を必死に守ってきた人たちのことを「殺人者」「決して見過ごせない存在」とさえ形容している(p205)。

法王とはいえ、当時若干19才だったのだからと、私は自分に言い聞かせた。しかし、愛国者にたいしてこういう視点をもつ仏教的思考というものにわたしは限界を感じて仕方がなかった。殺人者とは、チベットを侵略した中国共産党のほうであり、毛沢東である。国防に際して戦うことを否定する宗教は、国民を不幸にするとしみじみ思った。

その意味で、わたしはチベットの僧侶が最後に僧服を捨て、大群の中共兵に銃をもって果敢に戦いを挑んでいった「戦う仏教徒としての姿に深く感動したし、日本の仏教徒も国防のために戦う姿勢を否定するべきではないと思った。


この本には、腐った売国奴がわんさか出てくる一方で、最高に胸がすくようなすばらしい愛国者が登場する。名もなき一僧侶が、一農民が、一商人がチベットを守れ、法王を守れ!と天に向かって吠え、必死で戦う姿がたくさん描写されている。

自分ならどう行動するだろう?どの人のように?
武力と戦略の差が天と地ほどある上に、とんでもない邪悪な思想をもった中国共産党という敵にたいして自分はそもそも戦うのか?

憲法改正論議されると決まって国会の前で、「戦争反対。殺すより殺されよう。二度と過ちは犯しません」とプラカードを掲げ、きちがいのように反戦を叫ぶ自虐史層に洗脳された日本の若者たちがいる。

ばかもの。

「戦争反対」とは、日本を侵略せんとする敵国に言う言葉だ。
「二度と過ちは犯しません」とは、二度と負けるような戦い方はしません(今度戦う時は、必ず勝ちます)という誓いだ。

チベットの惨状から学べ、日本人よ。

 

Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

 

 

夜、騒音がうるさくて寝られないあなたへ。殺意を持つ前に自分の快眠音源を探せ。負けるな。

夜眠られないと、死にたくなる!
たのむから静かにしてくれ。

わたしが自殺したら、かならず地縛霊となっておまえの部屋を毎晩訪れてやる!

 

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近所迷惑な奴と、戦うべきか否か


 

1.わたしの安眠ナイツを返せばかやろー!


倭羊(わよう)は知っている。

人生のあらかたを賃貸マンション生活で過ごしてきたので、階下階上が非常識な奴にあたってしまうと、どれだけ毎日が悲惨になってしまうのかを

人生10回ほど引っ越しを繰り返してきたが、
ウソはつかない、そのすべてにおいて、騒音で眠られない体験をしてきた。


よく生きてこれたとつくづく思う。


いまのマンションにおいても、夜、階下も階上もうるさい
もしもあなたがいい人なら、ちょっとだけ同情してほしい。

上と下から攻撃されるという二重苦の、ヘレンケラーの一歩手前なのだ。

引っ越しをする度、今度こそは、常識があってステキな隣人に恵まれますように!と祈るようにさ迷い続けてきたが、毎回、引っ越し直後から不幸のずんどこに突き落とされてきた。

この人生、どれだけ一軒家にあこがれてるか。
トイレ一畳ぐらいの広さでいいから、だれかポンとわたしに買ってほしい。



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2.地獄のような毎日だった。最悪の1階と3階に挟まれて

これを書いている今も、3階からはゴトンゴトンと音がしてくる。

夜中の1時半に一体こいつはなにをしているんだ?
真夜中だぞ???


泊まりにきた友人曰く、この音はぜったい筋トレしている音だ」という。そういえば鉄がカチ合う音がする。おい。筋肉って夜に鍛えるものなのか???マッスルは夜育てなきゃいけないのか???


この騒音は、毎晩30分ほどつづく。

今日はたまたま私は夜更かしをしているので、こうして起きて音を聞いているが、いつもはお布団に入って寝ているのだ。それでこの悪魔のような騒音が鳴り出すのだ。


次に、1階の悪魔についてだが、これが輪をかけて恐ろしい奴らなのだ。

若い夫婦で話し声が大きいものだから、会話のすべてが聴こえる。
奥さんのバカ笑いと旦那のオナラの爆音まで聴こえる

いつも鬼が歩くような地響きがするんだけど、おまえたちはつま先に体重をかけて歩くことを知らない種族なのか???脳のシナプスが足りないのか?

極めつけは、旦那がエレキギターを奏でることだ。

エレキギターを夜中にだぞ???

そいつが、ブウィイイイイイイン、ギュウイイイイイイイイイと唸りまくるのだ。しみじみとした夜の静けが吹き飛ぶ。人生の哀愁もすべて感じられない。

ここにあるのは、上と下からの二重の 騒音地獄

管理会社に訴えても、注意しておきますね、で終わり。
期待していなかったから、やっぱりねという感じ。
わたしはなにも期待していない。ただ殺意に似たようなものだけは心の中にあった。

食欲なんてない。睡眠はできない。イライラが募る。
でも、金もないから引っ越しもできない、死ぬ勇気もない。

だから、ただただ貝になりたかった。

 

 

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3.そんなわたしが騒音を乗り越えられたのはなぜか?

正直、100%解決したわけではない。
彼らにたいするわだかまりがなくなったわけではない。

あいかわらず奴らはお構いなしに騒音を作り出してくるし、周りにたいする気遣いもまったくない。

だから、彼らが変わったのではなく、わたしは、自分が変わるよう努力した

これが自分にできる最高の解決法だった。
あほう種族に求めても時間のムダ


自分が変わろうと思って、いろいろと試行錯誤をしたら最適な方法を見つけることができた。

わたしは、まず問題の本質を絞っていった。
自分が一番つらいのは、とどのつまり何なのだろう?

騒音がつらいのはわかるが、どんな音が自分はイヤなのか?
その音がどう鳴るとなぜ自分の心はざわつくのだろう? 

もしも自分の心がざわつかない騒音があったらいいな。

そんな音って、この世にあるのだろうか?
あれば天国だ。それがほしい

人間とはわがままなもので、人は他人の騒音を「聴かされる」のは死ぬほどイヤなくせに、自分が納得して作りだす音ならそれは「耐えられる騒音」なのだ。美しい音楽なのだ。子守歌になるのだ。


では、寝ている時に自分も音を立ててみてはどうか?
音の環境ど真ん中に睡眠中の自分を置くのである

電車の中で人はぐっすり熟睡できるではないか。そうだこれだっっっ!

そう。結局 騒音には騒音なのである。
目糞には目糞。鼻糞には鼻糞だ。そう。マスキング効果

なぜこんな簡単なことに気が付かなかったのだろう。わたしはウキウキした。


ここに気が付いてからは、問題の解決は早かった。

わたしは、さっそく音源を求めた。
「奴らの騒音を打ち消してくれて、ぐっすり眠れる騒音」を手に入れようと、ネットをしらみつぶしに調べた。


Amazonで検索してみると、

赤ちゃんの睡眠用にホワイトノイズや小川のせせらぎなどを鳴らすことができる小器がいろいろ売られている。ホワイトノイズやラジオから流れる砂嵐のようなジャーーーという音が胎内音と似ていることから、赤ちゃんだけでなく、大人にも入眠効果は有効らしい。


 

しかし、わたしにはこれは却下だった。

というのも、わたしを苦しめる奴らの騒音はこんなものでは掻き消せないのだ。
ホワイトノイズや川の流れのちょろちょろなどでは絶対に勝てない。


わたしが求めたのは、もっと大きな音源。

そう。それは、和太鼓であり、ドラム音であり、歩く音である!
まさに騒音!


これ以外に解決の方法はなかった。


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4.やっぱり和太鼓がマッチングベスト!

 

以下は、わたしが毎晩実際に使って寝ている音源である。


①和太鼓(じゃんじゃかじゃんじゃか、単調でグッド)



➁和太鼓(緊迫性があってこれもグッド)



③般若心経(野太い僧侶のダミ声が最高)

 

驚きました?
でもこれで本当に寝ているんです。毎晩。
いちばん聴くのは、①です。

 

いままで、ホワイトノイズ、鈴の音、クリスタルボウル、尺八、雨の音、川の音、ヘビメタ、和太鼓(その他、世界の民族音楽すべてを調べた)、歩く音(男、女、馬、鬼・・・)など・・・、ありとあらゆる音源を試したが、行きついた先は、

やはり和太鼓でした!

わたしの日本民族の血が共鳴した。




最初の頃は、けっこう大きな音にセットして寝ていました。
一度起こされると腹が立って壁を叩きたくなるので(以前は叩いたこともあるが、イヤな気持ちになって後悔したので、今はそんなことはしない)。

気が付いたのは、人間は、大きな音にしても結構眠れるものだということ。

わたしは、スマホにアンプスピーカーをBluetoothでつなげて、ループ設定にして出力。
朝までこの状態で寝続けた(今は電磁波が心配なのでスマホだけにしている)。


もしかしたら、「おまえのほうが騒音出してる、うるさいぞ」と訴えらえたらどうしようかと少し心配になったりもしたが、そうなればそうなればで管理会社も仲裁に入らざるを得ないから、来るなら来いやということで。


とにかくこれが自分が寝られる唯一の方法でした。

ポイントは、自分の納得する騒音の中で寝ること

睡眠をとらないとこちらは死んでしまう。



現在、ラッキーなことに、わたしは訴えられることもなく、美しい騒音の中でぐっすりと眠ることができている。そりゃ彼らの騒音のほうが大きいが、不思議なことに、彼らに邪魔されても、太鼓の音に集中するとすぐに再入眠できるのだ。

(あ、ちなみにわたしは音過敏症?と言われるぐらい物音には神経質でした。雑誌をぺらりとめくる音で起きてしまうタイプ。そんなわたしが和太鼓を一晩中耳元で聴いていても、ぜんぜん眠られるようになったから人生何が起こるかわからない。今では和太鼓に守られているという安心感がある)


これだけは言える。
もうどんな騒音にたいしてもわたしは無敵です。カモーン騒音。


以上です。

(但し、この方法は、近くに人が寝ていたら、騒音を出しながら寝るなんてことは出来ないだろうし、解決法になりませんね。ごめんなさい)



騒音に苦しんで毎日くさくさしている方、
ぜひあなたを包み込んでくれるような音源を探してみてください。

自作騒音って最高!


 

 

『口が覚える中国語』斉 霞著 CD付

中国に侵略されて強制収容所に入れられたら、ぜったい毎日、拷問・強姦される。でも、もしも中国語ができたら、看守に優しくしてもらえるかもしれない。

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1.おすすめ度: ★★★★

2.本書を読んだ目的

あの頃は、ただひたすら中国語の多読と音読とリスニングがしたかった。
再学習している今は、将来、中国領日本自治区になり強制収容所に入れられてもなんとか生き延びようとしている自分。いや笑いごとではない。メディアは真実を伝えず、売国政治家は中国へ日本国家を渡そうとしているのだから。

3.本の構成

著 者:斉 霞  著

出版日:2009年11月10日 初版第1刷発行

出版社:株式会社 三修社

定 価:2200円(税別)


目   次


第1章  口慣らし
 1動詞述語文「吃・喝・学习」
 2二重目的語をとる動詞「找・告诉・教」
 3動詞や動詞句を目的語にとる動詞「希望・认为・觉得」
 4存在文「是・有・在」
 5形容詞述語文「主語+形容詞」
 6名詞述語文「主語+数量詞」
 7主述述語文「主語+(主語+述語)」
 8疑問文「吗・ 呢・什么・有没有」
 9疑問詞の不定用法「何か・誰か・どこか」
 10否定「不・没有」
 11構造助詞「的・地・得」
 12副詞①「还・又・在」
 13副詞➁「才・就・只」
 14前置詞①「跟・和」「给・对」
 15前置詞➁「离・从・到」
 16前置詞③「朝・往・向」
 17前置詞④「在・为了・按照・根据」
 18可能助動詞「会・能・可以」
 19願望助動詞「想・要・愿意」
 20義務・必然助動詞「应该・要・得」
 21連動文「主語+V+V」

第2章  強化訓練
 22進行態「~(正)在V(着)+ 呢。」
 23持続態「~V着~」「~V着V~」
 24経験態「~V过~」
 25完了態「~V了~」
 26変化態「~了。」
 27近未来を表す構文「(快/就)要~了。」「该~了。」
 28協調構文「是~的。」
 29禁止表現「不要・別」
 30比較「A比B~。」「A跟B比起来~。」
 31相似・比喩「A跟B一样。」「像~一样/似的。」
 32受身文「被・让・叫」
 33使役文「让・叫・请」
 34様態補語「V得+形容詞/語句」
 35数量補語「主語+V+時間/回数」
 36「少し・ちょっと」「一下儿・一会儿・一点儿・有点儿」
 37量詞「次・回・遍・顿・趟」
 38結果補語「完・错・到」
 39単純方向補語「来・去」
 40複合方向補語「出去・起来・上来」
 41複合方向補語の派生的意味「~し始める」
 42可能補語「V得+了」「V得+結果/方向補語」
 43処置文「把」
 44存現文「場所+V着/来/去+不特定の人/物」

第3章 ステップアップ
 45語気助詞「嘛・啊・呢・吧」
 46選択の複文①「(是)~、还是~?」「或者~、或者~。」
 47選択の複文➁「不是~、就是~。」「与其~、不如~。」
 48並列の複文「一边~、一边~。」「又/既~、又~。」
 49逆説の複文「虽然/尽管~、但是~。」
 50因果関係複文「因为~、所以~。」「既然~、就~。」
 51累加関係複文①「不但~、而且~。」「连~都/也~。」
 52累加関係複文➁「除了~以外、也/还~。」「除了~以外、都~。」
 53連続関係複文「一~、就~。」「先~、再~。」
 54譲歩の複文①「即使/就是~、~也~。」
 55譲歩の複文➁「A是A、不过~。」
 56仮定の複文①「要是/如果~(的话)、~就~。」
 57仮定の複文➁「要不是~、~就~。」「(要)不然的话~。」
 58条件の複文「不管/无论~、都~。」
 59強調文「一点儿~都+不/没~。」「疑問詞~都+不/没~。」
 60反語「不是~吗?」「怎么能/会~呢」?


総 頁: 134頁

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4.感想



チベットウイグルを侵略してひどい虐殺をしている、あんなおぞましい国の言葉など勉強もしたくないわい!

と、あの国には内心怒り心頭なのだが、

学生の頃は中国人になりたいぐらい憧れていたので、中国語って難しいのだけれども、基本大好きでした。


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①本書の概要
本書のコンセプトは、中国語構文の特性を十分理解し、日本語を中国語に正しく訳すトレーニングすることだそうだ。

よって、右側に日本語、めくると左側に中国語が書かれてあるので、何度も音読をした後に、日本語だけを見て中国語がスラスラと口から出てくるぐらいに特訓すれば目的達成である。

全体で3章構成。初級レベルの基本文型から中級レベルの複文型まで60項目が厳選され、合計600の文例が挙げられている。ドラマのセリフのように長い文はなく、1ページ10個の短い文章がえんえんとつづく。

目次には、文法特有の専門用語がびっしりだが、
わたしはそれらのものを一切覚えていない。

それよりも、日本語を見て中国語にスラスラ暗唱できることの方が大切なので、これは何構文と覚えるよりは、何度も読み倒し、全体を20回くらい回せば、かなりの実力はつくはずだ。


➁有用な文章と文法説明
文章は、どれも生活や仕事にに密着したものばかりなので、役に立つことは間違いない。また、新単語の抜き出し、文法の説明など最低限のところは安配してくれているので読んでいてそれほど苦痛に感じない。スラスラと頭に入ってくる。

ただ、文章の中には、日本語がきれいに意訳されている箇所があって、それだとかえって中国に直す時につまづいてしまうので、わたしは日本語訳をあえて「直訳」に近いものに上書きして使っている。何か所か気になるところがあった。


例)「彼は宿題をしなかったので、先生に怒られました」の中文は、

          ↓

  「他没做作业、老师说了他一顿。」になるが、

  これだと、日本文は「彼」が主語になっているのに、
  中文だと、後半は「先生」が主語になっている。

  主語が入れ替わるというのは、翻訳する時にめんどうくさいので、
  こういう文章は大袈裟なくらい日本語を直訳しなおして暗記しまくりました。

     ↓  つまり、
 「彼は宿題をしなかったので、先生が彼を怒りました(説教しました)」
 と直訳するのです。

  基本ができてこその意訳なので、できるまでは直訳で考えたほうが早いです。



一日一頁をこなせば、2か月で一回まわせる。
一日二頁をこなせば、1か月で一回まわせる。

おすすめは、とにかく最初は音読だけの、荒くざっくりでいいので、1回目を回してしまう。次も音読だけでまた回す。3回目は、線を引きながら理解しながら回す。4回目からは翻訳しながら回す、など工夫してみると良いでしょう。

とにかく反復継続。
何度も回さなければ語学学習は意味がないので、がんばりましょう。


 

 

 

 

『耳が喜ぶ韓国語』金ドンウン・李 勇九著 CD付

ようこそ孤独なハングルの世界へ。
地味で愛想なしの本ですが、あなたが心からハングルを欲しているのなら、耳は喜びます。

 

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1.おすすめ度: ★★★★

2.本書を読んだ目的

ただひたすら多読と音読とリスニングをしたかった。短い題材がたくさんあればあればいいほど思った。この本は最適!

 

3.本の構成

著 者:金 ドンウン著

出版日:2013年8年30 初版第1刷発行

出版社:株式会社 三修社

定 価:2200円(税別)


目   次

Step1  耳慣らし
 1自己紹介
 2私の一日
 3休日の過ごし方
 4登山
 5韓国人の名前
 6学校の勉強
 7夜の東大門市場
 8韓国の四季
 9ソウルの交通事情
 10スマートフォン
 11若者の就職
 12大統領選挙
 13理想的な彼女

 14家事分担
 15子供の教育
 16韓国の観光地
 17カラオケ
 18人気のある職業
 19職場でのストレス
 20北朝鮮問題
 21社内恋愛
 22体験型観光
 23親友
 24新世代プロポーズ
 25時間の約束
 26誕生日
 27国際結婚
 28インターネット囲碁
 29貿易自由化論争
 30ハングルと漢字
 31好きなお酒
 32プロ野球
 33キムチ
 34ファッションセンス
 35秋夕(チュソク)連休
 36ハングルの日
 37韓国の文化遺産
 38整形手術
 39病院での出来事
 40海外旅行
 41葬式
 42自動車
 43宗教
 44雁のパパ
 45英語の勉強
 46法事
 47デートコース
 48片想い
 49軍隊の記憶
 50招待状

Step2 強化訓練
 1プロポーズ
 2ダッチペイ
 3百日祝いと初めての誕生日祝い
 4初雪
 5孫の落書き
 6別れの後、女性がよくすること
 7記念日
 8未婚男女が後悔すること
 9男たちの最近の関心毎
 10金持ちになる方法
 11キムチダイエット
 12往十里に帰ってきたコプチャン
 13鼻の整形
 14大学生活
 15注射
 16雨蛙
 17休暇シーズンの天気の心配
 18祝日シンドローム
 19ジョブプアー
 20見る価値のある公演
 21禁煙
 22軍隊でテコンドー
 23新婚夫婦のメッセージ
 24食事のマナー
 25解放村「リトル梨泰院」
 26チャプチェの作り方
 27紹介ティング、ミーティング、科ティング)
 28酒道
 29冷麺とサムゲタンの値上げ
 30結婚は人生の墓場?

Step3 ステップアップ
 1干支で分かる性格
 2初恋の記憶
 3弁当
 4蚊の退治
 5私の自炊生活
 6わが家のペット
 7私の家
 8アレルギー
 9夫婦げんか
 10友達の訪問
 11家族写真
 12先生の日
 13妻の休暇
 14たばこ断ち
 151対1の合コン
 16一人旅
 17はんこ彫り
 18セクハラ
 19歌手、趙容弼(チョー・ヨンピル
 20読書


総 頁: 165頁

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4.感想

とてもよかったです。
多読したい、音読したい、リスニングしたい!(CDあり)が目的だったので、買って正解。たいへん満足しています。

①レベル別
Step 1 では、各100~200字程度。ハングル能力検定4級程度。
Step 2 では、各200~300字程度。Step 1に比べて少し難しめ。
Step 3 では、ハングル能力検定3級やTopik中級レベルの500~700字程度の20の文章。

孤独な一人語りが大半なので、ドラマのような対話はまったく出てこない


➁音声スピード
まったく普通のネイティブスピードです。男性。
学習者のためにスロースピードなどは一切用意していない。

でも、むしろ語学学習はそのほうがいい。
スロースピードなどあったとて、一体なんの意味があるのだろう?

外国人は、われわれがオロオロしようと何しようと、野獣のようにけたたましく話すのだ。我々は、その野獣スピードに慣れておくしかないのだ。


③愛想なし
そして、この本は 一切、文法の説明はありません。
なので初心者には不向き。

もし文法説明を入れたらこれだけの数のトピックは収まらなかったと思います。

テキストの下のほうに、親単語だけざっくりと書き出してあります。
ほんとうにざっくりとだけ。
中級レベルの方ならば、このレベルであれば読後にちょこちょこと電子辞書をひけば事足りることばかりなので、さほど気にもならない。


左頁に韓国語、右頁に日本語
このスタイルでえんえんと最後まで続きます。

よくあるコラムなどのような、読者きっと疲れたろうな、よしここらで息抜きさせてあげようかなんて趣向は一切なし。まったく愛想なしです。

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⑤求めるな
この本に、至れり尽くせりを求めてはいけません。
「おもてなしの心」は、朝鮮人にはないのです。

あなたが求められているのは、セリフサービス


ただひたすら、耳をすまして「聴きまくる」
口を開けて、大きな声で「音読しまくる」
目を見開いて、「読みまくる」

そう。この本は、自助努力の修行です。


ハングルと毎日いるためにこの本を利用しよう。
会社のトイレで、ランチタイムに、帰りの電車でつねにハングルをこそこそと目に焼き付けてください。

ちなみに、わたしは韓国が好きで韓国語を勉強しているのではないぞ。
愛国者として、韓国を見張りたいから韓国語を勉強している。
悔しいのは、韓国語にとてつもないデジャブーを覚えるのは事実です。

⑥出たよ趙容弼さま。

 本書の中で、吹き出してしまった部分がある。

 それは、19. 歌王、趙容弼(チョー・ヨンピルの部分である。

    趙容弼といえば、近年だと2018年3月の平壌でのコンサートの時、金正恩に90度直角のお辞儀をしてへつらったとして記憶にあるが、彼はいわゆる文在寅派であり、完璧な親北派である。

https://kt.wowkorea.jp/img/album/13/67917/113411_l.jpg


 この本では、その趙容弼を取り上げて「(趙容弼は息の長い歌手であり)若者たちは趙容弼を見習え」と絶賛している。思わず吹き出してしまった。古いし、プロパガンダそのものだからだ。

 真の愛国者, 羅勲児(ナ・フナ)ではなく、趙容弼だということにわたしは苦笑してしまった。日本で出版されている韓国語の書籍はほぼほぼ親北派誘導型なので、こういうところも、「またやっとるわ」と思って楽しめばいい。ふふふん。



あんにょん。

 

 

 

『ドラマで覚える中級ハングル』木内 明 著 CD付

NHKハングル講座でおなじみの木内明先生の書かれた手堅い中級用ハングル学習本。質がすばらしく良い!
韓流ドラマが大好き。中級をしっかり勉強したい方には超おすすめです。

 

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1.おすすめ度: ★★★★★満点

2.本書を読んだ目的

初級本は卒業したので、中級に進みたくて購入。
木内先生が大好きだったので信頼感もあった。

 

3.本の構成

著 者:木内 明

出版日平成23年5月15日 初版第1刷発行

出版社NHK出版

定 価:1900円(税別)


目   次

1部 北斗七星のソナタ
 1出逢い
 2再会
 3忘れえぬ恋
 4別れ

2部 冬のホテル
 1不安
 2危機
 3挑戦
 4旅立ち

3部 チェジュ島の恋
 1新天地
 2届かぬ心
 3揺れる想い
 4北斗七星


総 頁:159頁

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概 要
本書は、NHKラジオ「まいにちハングル講座」2009年1月~3月放送の「ドラマで鍛える『ハングル耳』」のテキストに木内先生が修正を加えて再編集したものである。韓流ドラマや韓国映画を何回聴こうがハングルは上手くなるわけではない。本書では、ドラマを楽しみながらも、独特な言い回しや文法、韓国的な表現、自然に使えるフレーズなどをしっかり学習できるように丁寧に構成してある。


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4.感想


この本は、数あるハングル学習本の中では、すばらしく質が高かった本だと思っています。超おすすめです。

木内明先生は、以前ラジオでこの教材を扱ったそうですが、その時私は聴いていなかったので、比べようがないのですが、この本の内容は実によくまとまっている。

勉強していてとにかく楽しいし、
頭にすらすら入ってきて、記憶に残る。

ドラマ形式になっていて、5話ずつ終わる度に「リスニングの確認テスト」があり、これが電話相談だったり、クイズショーだったり、ファンミーティングだったりの場面なので、独特の言い回しや新しい単語をたくさん学べてとても楽しい。

ドラマの内容は、もちろんドロドロの不倫ものではなく、さらっとした純愛ラブストーリー。しかし、これが世代をまたいだ美しい恋愛ものに仕上がっていてとてもいい。

娘が、自分の母が昔愛した韓国人男性(ジュンヒョク)を好きになってしまうという展開もグッド。
その娘を、やりきれない思いで、職場で片思いする男どものオロオロぶりもグッド。
最後まで紳士を貫くペ・ヨンジュン思わせるジュンヒョクは、ほんまにこんな男いるんか!?とわたしを夢中にさせた。

握力がひじょうに高い学習本となっている。


本文の内容には、全ハングルにフリガナがふってあるので、
初級上がりの人にもとっつきやすいと思う。

(わたしはフリガナがあると、どうしても目で見ちゃうので、ペンで上書きして消しましたが)


語学の学習本を何冊も買って思うのは、
ほんとうに語学が上達したいと思うのなら、

その本と心中するぐらい、今の自分にはこの一冊しかないと思って、何十回何百回と音読しまくる!のが一番だ。

本がボロボロになるぐらい寝ても覚めても、ぜんぶを覚えてしまうまでとにかく読みまくる、覚えまくる、音読しまくる。トイレに入ったら10行は読む、テレビのCMの間に5行読む。寝る前に3行は読む。などルールを作ってとにかくアンドロイドのようにこなしていく。

これさえすれば必ず短期間で語学はモノになると思っている。
いつまでも上達しないのは、甘えているから。

こんな良書が世の中にあるのだから、
徹底的にこの本と心中しましょう。


ちなみに、日本の近代文学の功労者『浮雲』の作者、林芙美子は貧しくて本も買えなかった。当然、女が勉強なんかしても意味がないとされていた時代だったので、夜、そそそと押し入れに入って、ちぎれた新聞を薄明りの中で何度も読んだとか。

あの頃、とにかく何でもいいから活字が読みたかったと彼女は回顧している。



わたしたちは、恵まれたいい時代に生まれている。
なのに努力もせずに文句ばかり言って、他人のしあわせを妬んでいる。
これは良くない。日本人はどんな貧しい状況にあっても工夫して努力した。こんな魂が腐ったような自分になっていてはいけないのだ。

努力をしよう。

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あ、最後ですが、
登場するお母さん役の声の方、この世界では定番のあの方です。

イム・チュヒさん。

疲れてるあなた、とほーもなく癒されます・・・

ぜひ、勉強しながら癒されてください。

 

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